富士急山梨バス F3269


事業者・所属: 富士急山梨バス 本社営業所
自動車登録番号(・社番/局番): 富士山210あ3269 (F3269)
型式: いすゞ+J-BUS エルガCNG-MPI (LDG-LV234N3改)
年式: 2012(平成24)年
撮影地点: 甲府駅南口バスターミナル
撮影年月: 2013(平成25)年3月19日

富士山北方~北東方の路線網を手がける富士急山梨バスの車両.所謂ご当地ナンバーの地域名「富士山」で希望ナンバーを取得しています.

山梨県では環境政策の一環として,低公害車両の購入に補助金を出していることから,この富士急山梨バスや,山梨交通といった県下のバス事業者では,予てから多くのCNG車両が導入されてきました.しかしCNG車両の運用には,車庫などに専用の設備が必要となり,新規導入や維持にコストがかかることから,近年普及が進むハイブリッド車両と比べて,積極的な導入は少なくなってきています.実際,日産ディーゼルがバス事業から撤退し,三菱ふそうもCNGバス車両の製造を取りやめた結果,現在国内でCNGバス車両を製造しているのはいすゞのみとなっています.この富士急山梨バスは2012年に,従来導入していた日産ディーゼル製のCNG車両に代わって,写真のF3269号車を含む2台のエルガCNGを導入しており,これが同事業者に於ける最初のエルガCNG導入となっています.

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